2020/01/28 13:17

家庭用編み機と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?


昔おばあちゃんの家にあったとか、
子供の頃にお母さんが編んでいたとか、
「懐かしさ」を感じる方が多いかと思います。

それぐらい編み機があるご家庭ってもうほとんど無いのです。


私が初めて編み機に触れたのは高校生の頃。
実家の物置で見つけて自分の部屋へ運び(これがとっても重い!)
適当にセッティングして編む部分を右へ左へ動かしてみたのが最初。

この初めての出会いが私の進むべき道を決めたと言っても過言ではありません。


錆びついてまともに編む事ができなかった編み機は、またすぐに物置へと戻っていきました。
でも私の心には「将来絶対に編み機を買う!習う!」という小さな目標が芽生えていたのです。


有言実行で、大人になった私は20代で機械編みのお教室へ入り、編み機を数台持ちました。
助講師の資格まで取得し、あとは自分で試行錯誤しながら自由に編み機を楽しんでいます。


編み機ってすぐに編み上がり、手編みよりは手がかからない印象ではないでしょうか?
なんだか温かみに欠けるとか思われるかもしれませんね。

そう思われる方はぜひ一度機械編みの作品に触れてみて下さい。
ローゲージでゆったりと編んだ編地は、意外と手編みと風合いが変わらない感じがしますよ。


どんな感じで編んでいるか知りたい方は動画をご覧下さい。
ザーザーという音は私には癒しの音ですが、雑音に聞こえる方は音を消してご覧下さいね。



こちらのショップでは機械編みの作品を置いてないですが、少しずつご紹介できたらいいなと思っています。